熊野古道 熊取駅~山中渓駅4 [熊野古道]
一岡神社(泉南市)にあった立派な桐。
実は同じような大きさの桐が3本あって、咲き競っていました。
この一岡神社の境内?に、海会寺という古寺の遺跡があります。
金堂と塔が並立している法隆寺式の伽藍跡や、当時の豪族屋敷跡などがあり、
遺跡を身近に感じることができます。
一岡神社の近くにある厩戸王子跡は、古道の筋から結構離れていましたが、
佐野王子跡にもあった道しるべのおかげで、楽にたどり着くことができました。
そして、古道はしばらく信達(しんだち)の街並みを通ります。
道は相変わらず普通の車道ですが、
道沿いの民家が割と往年の雰囲気を多く残しています。
信達市ノ瀬王子跡?
これは古道沿いにあるものの、全く表示が無いので分かりづらいです。
クスノキがこんもり茂っているので、多分これやろうなあって予測はつくのですが・・・
近くの人に聞いてもあんまり知らないみたいだし・・・
よく見ると、馬頭観音が祀られていて、私の持っている宇江敏勝さん監修「熊野古道を歩く」
では信達市ノ瀬王子跡には馬頭観音が祀られていると書いてあるので、多分これなんでしょうね。
一応九十九王子は神社ですが、馬頭観音が普通に祀られている。
こういうのを見つけると、明治の神仏分離以前の雰囲気を垣間見るようで、
私の熊野古道歩きのマニアックな楽しみの一つとなっています(^^ゞ
屋根に居っているのはナンだろう。
拡大しましたが、大黒様ではないみたい。魔よけ?
by beisi (2010-06-11 12:57)
beisiさん、いつもありがとうございます。
ほんとにナンでしょうねぇこれ・・・
と思ったので調べてみました。
多分、鍾馗(しょうき)様という中国の神様みたいですね。
厄よけのために屋根なんかに飾るんだそうです。
by naginoha (2010-06-17 01:46)