泣き相撲 [和歌山市・海草]
和歌山県海南市下津町 山路王子神社 花相撲(泣き相撲)
熊野古道沿いにある山路王子神社は、熊野九十九王子社のうちの一つで、
今となっては石碑が立つのみという王子社が多い中、
「神社」の原形をとどめている数少ない王子社です。
ここでは毎年10月に通称「泣き相撲」と呼ばれる赤ちゃん同士の相撲が奉納されます。
勝負は1回ずつ負けるようにし向けられます。
負けた赤ちゃんはたいがいは大泣き。(勝った赤ちゃんも泣きますが・・・)
こうやって大泣きし、背中に土を付けることによって赤ちゃんの無病息災を祈願するという行事だそうです。
前々から行きたかったこの泣き相撲に初めて行ってきました。
渋滞が容易に予想されるので、原付で現場まで行く。これが大正解(^^ゞ
神社前は人だかりで、とてもじゃないけど車を停める状況じゃないです。
これから自分が泣かされようとはこれっぽっちも思ってない「力士」達。
きょとんと辺りを見回す子、必死になってママを探し回る子、
色んな子がいてて、心が和みます。
これから自分が泣かされようとはこれっぽっちも思ってない「力士」2。
でも、この子は結局最後まで泣かなかった。強い子だなあ。
結局、ほとんどの子はこうなっちゃうわけですが、泣き方も色々で面白いです。
中には、ものすごい匍匐前進(ハイハイともいう)でママの所まで逃げちゃう子も(^^ゞ
そんなハプニングがあるたび、周りはどっと笑いに包まれる。
なかなか良い雰囲気です。力士達は必死ですが。
今までの人生で予想だにしなかった出来事を乗り越えたちっさい力士達。
これからも一つずつ壁を乗り越えて、元気にすくすくと育ってください!
コンニチハ。
昔からの行事が残っている、
いいですね。
by beisi (2010-10-30 14:41)
beisiさん、いつもお世話になります。
こういう伝統行事はこれからもずっと続いて欲しいですね。
by naginoha (2010-10-31 01:18)